『泣いてたまるか』
ラスト手前までニヤニヤしっぱなしだったなぁ。
基本的に3人とも“いい子”なので、当面は共同生活によるいろんなハプニングをまったりと眺める感じですかね。どこかで物語の転換点を迎えるでしょうが、それまでは4人のドタバタをニヤニヤしながら見ておきます。
しかし、このまったり感で話を進めるなら、大学の先輩とか要らない気が……。
少し気になったのは、主人公であるところの祐太が、肉親である姉の不幸に対しどのような感情を持っているのか、そのへんの描写が少ないのが残念です。3人を引き取ると決めたことで気を張っている……というなら、それを表現するシーンがあった方が、彼の決意をより強く表現できる気がするんですが。尺的な厳しさを感じはしますが、話の視点が共同生活の方向に流れてしまい、心情描写に充分なシーンを割かれなかったのが少々残念なところです。
ラブコメとしてはこれで正解なのかもしれませんが、主人公をこのような状況に置いてしまった創作側の責任として、もうちょい丁寧なフォローが欲しいところです。
とまれ、ヒロイン(?)3人はそれぞれに可愛いし、今後の展開に対しても不安より期待の方が大きいので、この調子で息切れすることなく最終回を迎えられればと思います。
『先輩が言っちゃう…』
くそおっ。30分間、ニヤニヤしっぱなしだよっ!(笑)
やはり、長井龍雪監督×黒田洋介さんのタッグは強力ですわ。黒田さんの描くキャラクターはみんな魅力的だし、台詞回しも見てて楽しい。ここに長井監督の演出が乗ってくるなら、面白くならないわけがない。
柑菜はたしかに可愛いけど、私は美桜を推したい。ポジション的に、報われなさ加減は柑菜以上ではないかと思わせるあたり、応援したくなるキャラですわ。何より、阿澄佳奈さんの演技が最高です。イエッス、アスミス!
第3話で、思いがけず告白が成立。しかしまあ、海人の身体のこことか、まだまだ問題を孕んでいる中、ひと筋縄ではいかんでしょうな。
某所で紹介されていたので、物は試しと一切の予備知識なく読んでみました。タイトルくらいは以前にも聞いたことはあるんですが、中身はこれっぽっちも知りませんでした。
感想……
こんなすげえ魔法少女物、見たことがない(断言)
直後に、最新刊まで大人買いしました(笑)。
Wikipedia見れば概要は書いてあるんですけどね、ちょろっと書いてみます。
主人公は、高田厚志(35) 職業:ボディビルダー。少女でもプリティでもないマッチョが魔法少女に変身して戦うという、出オチとしか思えない設定なんですが、これがまた格別に面白い。
とにかく感心するのは、こうした“ネタ”としか思えない設定や展開が満載なんですが、そのひとつひとつにきちんと裏付けがあるんですよね。「頭に“魔法”って付けたら何でも魔法」みたいないいかげんなノリではなく、世界観に沿った理屈がきちんと設定されているあたり、作者の周到さを感じます。
基本的には萌え系魔法少女ですけど、美少女ばかりを登場させるでなく、要所要所に男性キャラクターを配置するあたりにも好感が持てますし、何より敵キャラ(ニャル子さんw)が人間くさくて楽しい。
ところどころ出てくる厨二っぽい“うんちく”に拒否反応が出る人は居るかもしれませんが、そのへんも含めて、作者の語り口調が読んでいて面白いです。よくある作品だと、ひたすら説明を垂れ流しているだけで終わるんですが、本作は象徴するシーンを挟みながら説明するので、ビジュアル的な説得力も兼ね備えてるんですよね。
世界観がただの“設定”になってしまっている作品も多い中、本作は世界観がきちんと物語の中で意味を持ってます。
ひとつ残念なのは、戦闘シーンの描写に力が入りすぎているのか、ごちゃついてわかりにくくなってることが多い点でしょうか。
世界観の書き込みがしっかりしてるので、たぶん、魔法少女を冠さなくてもファンタジー作品として充分成立します。そこをあえての魔法少女……しかも男にしているあたりは多分にウケ狙いがあるんでしょうが、それがただのネタで終わってないあたりに、作者のバランス感覚の良さが出てる気がします。
お薦めする……にしても、たぶん読む人をかなり選ぶ作品であることは事実なので、積極的に推すということはしにくいです。ただ、少しでも興味があるなら、絶対に一度は読んだ方がいい作品であることは間違い無いです。
『いぬをしのびてさくらさく』
悪くはない……けど、これはアニメじゃなくてマンガで読んで楽しい作品ですね。ここまでキャラ数が少なくて通常の30分アニメだと、展開に起伏が無さ過ぎて集中力が持たない気がします。せめて15分作品なら、続けて見る気も起きるんですが。
本屋でちょろっと原作読んできましたが、普通に面白かった。アニメも決してデキが悪いわけじゃないんだけど、あの原作を30分アニメにするのは少し厳しい気がする。
『いぬとぼく』
原作は知りません。(今期、原作知ってる作品はひとつも無いな)
まあ、面白いというか好きなタイプの作品ではあるけど、話の持っていき方でいきなり醒めてしまいそうな予感もあるので、継続視聴するかは微妙なところかも。
『パパ聞き』は、話の持っていき方がいくつもあって想像が膨らんで楽しいと思えるんだけど、本作はむしろそこに不安を感じてしまうのはなぜだろう。
まあ、美少女しか出てこないありがちな作品でもないし、キャラクターは見てて面白いので、もうちょい見てみようかとは思います。
『絢辻詞 前編』
いちおうラジオのリスナーなので頑張ろうかと思ったけど、やっぱ無理だなぁ。『キミキス』なんかは楽しく見てたんで、何がダメなのか自分でもよくわからない。
『家へおいでよ』
夫婦がなんかなって、長期的に面倒を見ることになるというところまでは想像できたけど、これは重いなぁ。ただ、祐太の生い立ちを考えると、展開としてはこれくらいヘビーなレベルになるんでしょうね。
ここまでの導入は『うさぎドロップ』みたいだけど(ひとつの王道パターンとも言えますが)、娘が3人というあたりがラノベっぽいというか、本作がラブコメたるゆえんですね。
ただ、第2話までを見るかぎり、ラブコメよりもむしろファミリー物の路線を押し出しているように見えて、この重い背景設定も相まって、ラノベでよくあるお気楽なラブコメにはしてほしくないなぁ〜というのが、個人的な思いです。
原作どおりに進めるのであれば、そのへんは既定路線があるんでしょうが、アニメとしてひとつの結末を示すなら、軽いノリのラブコメにはしてほしくない。
とりあえず、娘たちが可愛い。それだけは間違い無い。
『先輩といっしょ…』
小諸かぁ。時期が良くなったら行ってみるかな。ちょっと遠いけど、木崎湖まで行くことを思えばさほど変わらないかな。
見てて思ったんですが、これ完全に『おねてぃ』の世界観じゃないんですかね。イチカの回想で登場したシーンが、どう見ても木崎湖のアレにしか見えない。檸檬の「構想20年」という台詞も、彼女が“停滞”してたら、あながち有り得なくはないんですよね。
檸檬の思わせぶりな言動といい、彼女が何か重要なキーを握っているのか、あるいは本当に思わせぶりなだけなのか、そこは気になるところです。制作陣にいいようにミスリードされてるだけという気もするんですが。
本編は、安定の超王道ラブコメ。アニメ化されてる「王道ラブコメ」って、コメディーを飛び越えてギャグになってしまっている作品が多いので、本作や『とらドラ!』のような真面目なラブコメ作品を見ると安心します。
キャラクターからあふれ出る黒田節も楽しく、『おね2』ファンとしては非常に先が楽しみな作品です。
『Rough sketch -素描-』
原作は知りません。
演出はかなりオカルトっぽいですが、作品自体はミステリーですね。こういう作品は好きかも。かなり惹き込まれて第1話を見ました。
ジャンル的には、『ひぐらし』なんかと同類なのかなぁ。個人的に、『ひぐらし』は面白くないとは思わないんですが、あのギャルゲ臭しかしないキャラ設定と演出にすげえ拒否反応が出たんですよね。
本作も、まあキャラデザ(原案)がのいぢ姐さんなのでギャルゲ臭がまったく無いわけではないですが、それでも演出からはそういう方向性を感じなかったので、かなり好感を持って見られました。
水島努監督+P.A.WORKSということで、スタッフの力量に不安は無いですが、アニメで「すげえ面白いミステリー」って見た記憶が無いので、期待して見続けたいです。
『銀魂』かよっ!? 夜中なのに大爆笑してしまった(笑)。
監督が『銀魂』の人ですね、はい。作品自体は、たぶん杉田さんで半分くらい持ってる感じでしょうか。なんというか、ひたすらツッコミどころばかりで、爆笑しながら見られました。
作品自体は、よくある妄想みたいなのを誇張して演出している感じで、基本的には“日常”の枠からははみ出てないですね。そのへんが、タイトルに同じく“日常”を冠しながらも明らかに日常を逸脱してしまった『日常』とは違うところでしょう。一方で、今まであった『GA』とか『ひだまりスケッチ』のような一般的な日常系作品とは違って、コメディー色よりギャグ色が強い。
あまり真剣に見ずに、流す程度で見ているのが面白いかも。波長が合うと、かなり面白いです。