『願い、ふたりで』この感想では、主にティアナの行動に対してしか言及していませんが、
こちらで、なのはの行動に対する評価を補足しました。併せてご参照いただければと思います。

ヴィータ:怒る役
なのは:なだめる役
って感じですかね。本当は逆のがいいのかもしれませんが、まあ、ヴィータになのはの役は、100万年かかっても無理のような気はしますが(笑)。

ヴィータ、とうとうと語る(笑)。ヴィータには悪いけど、やっぱり違和感が……(汗)。ヴィータは、前回、ティアナを怒鳴りつけたときみたく、感性でモノを語るのが似合っているので(笑)。まあ、それだけでは、まがりなりにも副隊長職は務まらないんですけどね。あくまでも、私のイメージということで。

ティアナの過去。執務官志望だった兄のあとを追って、自ら管理局へと歩みを進めたということです。なんというか、現実世界でも将来を嘱望されながら、若くして殉職されたかたがいらっしゃるので、なんともコメントしづらいタイミングです(汗々)。

そういうこともあり、自分をいじめ抜くティアですが、まあ、若いうちはいいんじゃないですかね。最近ね、こういう無理をするとマジでヤバいので(笑)。
ただ、強迫観念っぽく病的にやっても、精神的に追い詰められるだけで、あまり効果が得られないということだけは認識する必要がありますが(序盤のティアナは、これに近いかな?)。むしろ、周りが心配します(汗)。ちゃんと目標さえ持っていれば無問題だと思うので、そういう方向性を示してあげるのが先達の役目だと思いますが。その意味で、ヴァイス兄さん、ちょっと過保護かもしれません。

しかし、ティアよりも先に起きているスバルが、なんとも甲斐甲斐しいです(笑)。(ティアナの?)いいお嫁さんになれそうです(爆)。
この2人は助け合うというより、常にスバルがティアナの目標であり、ティアナがスバルの目標なのかもしれません。そうやって互いを高めあっていければ、これは良いコンビですね。なのはも、そのあたりをわかってるから(というか、信じているから)、直接的には何も言わないんでしょうね。
ところで、スバルの「日常行動だけなら、4, 5日寝なくても平気」って、言い回しが妙に具体的で意味深なんですが、何かの伏線ですか? ちょっと気になりました。(伏線だとしても、何の伏線だかさっぱりですがw)

そして、作戦の幅を増やそうと2人で一所懸命考えたわけですが、その作戦がなのはさんの逆鱗に触れてしまいました。

スバルたちの作戦がどう危険なのか、いまいちピンと来ないところもあるんですが、スバルとティアナが自分のポジションを守るという基礎を無視して、勝つことを優先してしまったことに腹を立てたという解釈で良いでしょうか。模擬戦は勝つことが目的ではないわけで、Aパート最初の約束をさっさと忘れてしまったことがやはり原因でしょうね。

なのはさん、テラコワス。((((; ゜Д゜))) 「勝つために手段を選ばないって言うんなら、こっちも手段を選ばないけど、それで訓練になるの?」ということでしょうか。
現実でも、基礎のできてない人に応用を任せるほど怖いものは無いです。こっちは、会社業務を全停止させるかさせないかというギリギリでやってますので(汗)。逆に、基礎のできてる人だと、たいていのことは任せられる。とくに、彼女らは命のやり取りをしているわけで、このへんの自覚が大切なのかもしれません。
私などはよく「1回、失敗して」とお願いするんですが(失敗してみると、物事の本質がよくわかる)、彼女らの場合、失敗すると死んじゃうので難しいかもしれません。
で、このあたり、なのはが大怪我をした事件と深い繋がりがあるようです。でもなければ、「管理局の白い悪魔」たるなのはさんが、こんな素敵なことを言うはずが無い(笑)。自分の犯した過ちを繰り返してほしくないという、そんな気持ちがあるんでしょう。現場に居合わせた(らしい)ヴィータも、納得して様子を見守っていますし。
今回のなのはのやりかたが正しいかどうかは難しいところなんですが、中途半端にやるよりかはいいのかなぁ。実際にこれをやるのってものすごい勇気の要る行為だと思うので、それだけなのはとしては譲れないところなんでしょう。
補足:
今回の場合、スバルたちは勝つための奇策を練ったわけですが、現実問題として、なのはさんがちょっと本気を出したら手も足も出なかったわけです。これがもし訓練ではなく実戦だったら、彼女らは死んじゃいます。
スバルたちはケンカをやっているわけでも戦争をやっているわけでもないので、「勝つ」ことは「手段」であって「目的」ではないし、本質的には命のやり取りをしちゃいけないんですよね。じゃあ、絶対的に不利な現場において何を優先して考えるべきか……ということを、なのはさんは言いたかったんじゃないかと思います。とくにティアナは、現実にお兄さんを亡くしているわけで、なのはさんとしてはそのへんをわかってほしかったんじゃないかなぁ……と。ちょっと、やりかたが不器用な気もしますけどね。
ただ、この2人の場合、最初の試験でも同じことを言われていて、実際に現場で失敗して、それでもなお同じことを繰り返したわけですから、なのはさんの堪忍袋の緒も切れようというものです。
スバルのなのは像が崩れていってしまいそうですが、なのはとは違って直接的に言う分、ヴィータのほうが優しい気がします(ここで言う「優しい」は「易しい」と言い換えてもいいかもしれない)。なので、最初に書いた
ヴィータ:怒る役
なのは:なだめる役
というポジショニングも、実際は逆なのかもしれないですね。

といわけで、次回はそのへんの過去を振り返るエピソードということですかね。