ニコニコから消されるアニメのDVDは買うべきじゃないこういう論調を見るといつも思うんだけど、彼が言う「超絶クオリティー」というのははたして何なのか……という根本的な定義がはっきりしないんだよね。さらに、「超絶クオリティーで評価も高い」ものが「必ず売れる」ということに対する因果関係もさっぱりわからない。彼の言い分を素直に受け止めると、『電脳コイル』はニコニコから消されなければ売れたはず……ということになる。うーん、本当にそうかなぁ。
結局、彼の言い分は、「MP3が出てきたからCDが売れなくなった」と言っているレコード会社と、何らレベルが変わらない。「良いものは売れるはず。売れないのは、何か邪魔している外因があるからだ」っていう短絡的発想ね。
でも実際、「面白ければ売れる」とか「クオリティが高ければ売れる」とか、市場はそんな単純なモンじゃないでしょう。これは完全に個人的な感想だけど、『電脳コイル』がニコニコから消されなかったとしても、彼が挙げている『らき☆すた』や『グレンラガン』のように売れまくるとはとても思えない。それは、この3つの作品には、彼の言う「クオリティーが高い」以外の「何か」に決定的な違いがあるからなんだよね。
それはそれとして、それぞれの事象の定義と、相互の因果関係をはっきりさせないまま結論を出したって、そこから生まれる議論自体に何も意味が無いんだけど……。ものすごい勢いでコメントが成長しているのが、なんか笑える(笑)。
まあ、自分も気をつけなくちゃいけないと思いつつ、自分のコトになると近視眼的になってしまうんだけど……。傍目八目ってヤツですかね。
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電脳コイルは勧められてちょっとみたが、確かに面白かった。でも売れるかと言うと、何か違う気がしたなあ。
ニコニコは一つの例だとして、まずは見る人が増えなきゃ売れない、ってのは一つの真理。
でも、見る人が増えれば売れる、ってわけじゃねえもんな。