『黒血の共鳴戦! ~恐怖に刃向かう小さな魂の大奮闘?~』マカ、覚醒?
結果として、黒血を使って戦うことを選んでしまったわけですが、このあたりが若さというか、普通の展開なら「その道を選んだら、奴と同じになってしまう」ってな話になりそうなんですが、黒血の真の恐ろしさを知らないからこその選択でしょうか。
クロナに勝つために、相手と同じ領域へ踏み込むことも辞さない。自分の弱さを認めて恐怖に打ち勝つことも「強さ」なら、リスクを恐れず踏み出すこともまた「強さ」。ただ後者は、一歩間違えれば破滅にも繋がりかねない。
全ては、小鬼の思惑どおり? ひいては、メデューサの思惑どおりかもしれません。クロナと戦うことで、マカとソウルが「この道を選択する」という確信があったのなら、メデューサがシュタインに見せた揺るぎない自信も頷けるというものです。
それにしても、この作品は「絵」の面白さを上手く使ってますね。
狂気に走ったマカやクロナの表情など、ともすればギャグ描写的な作画なんですが、この作品の中ではむしろ「怖さ」が効果的に演出されています。
全般的にこの作品、「絵」であるからこそ実現可能な独特の描写が非常に生きています。それは、単純な作画のスピード感や滑らかさといったアニメ的描写ではなく、ある瞬間に見せる「表情」なり「ポージング」といった瞬間描写の面白さです。リアルに考えると、不自然であったり大袈裟であったりする描写なんですが、そこに動きが加わることで、独特のスピード感と躍動感が生まれるんですよね。
その意味で、本作の作画は本当にレベルが高い。単純に絵が綺麗だとか動きが滑らかだとかそういうレベルではなく、表情ひとつポーズひとつ取っても、作画1枚1枚のこだわりが生きている感じです。
暑いですねっ、
こんなにオリンピックを見ている年は、
初めてですが、なかなか見始めると、
と・ま・ら・な・い・・・っす。
さて、
>狂気に走ったマカやクロナの表情など、ともすればギャグ描写的な作画なんですが、この作品の中ではむしろ「怖さ」が効果的に演出されています。
個人的には、幼少の頃に見た、
ウメズさんのまことちゃんを思い出してしまう、
顔の表情なのですが、
きっと、気のせいですねっ。
では、
>まるとんとんさま
>オリンピック
私は逆に、今までで一番見てないかも……。野球はビデオに録って全イニング見ておりますが(笑)。
>ウメズさんのまことちゃん
私の感覚だと、楳図さんは筆致の怖さなので、少し違うのかなぁ~……と。(アニメの)『ソウルイーター』は、どちらかというと構図から生まれる怖さのほうが強い気がしてます。なかなか言葉で表現するのが難しいですが。