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『大橋高校文化祭【前編】』

大河の父親登場。
再婚した義母と反りが合わず、父親を見限って家出してきた……というところですか。父親は大河を迎えに来て、大河はそれに反発。

大河はこの件に関して、竜児に対して直接的には何も語ってないんですよね(最後の言い合いは別として)。大河は比較的「意地」で動くキャラなので、そのあたり、彼女の中で「父親とは和解しない」という明確な結論は出ているように思います(彼女に迷いがあれば、竜児に何かを洩らすはず)。
その上で、なぜ彼女が父親の元に竜児を行かせたかというのが謎なんですよね。考えられることとして、ある程度「竜児の顔(?)を立てる」という意味と、竜児ならば「自分の味方で居てくれるはず」という打算があったのかもしれません。ただ結果的には、竜児は父親の側に回って、大河を説得する形になりました。

以前、竜児が大河に向ける感情を「父性」と表現したんですが、大河が竜児に求めた信頼感というのは、もしかすると自分の父親に向けられない「自分を裏切ることはない」という父性への欲求の表れなのかもしれません。もしそうだとしても、それは大河の幻想でしかないんですが。
そう考えると、最後のシーンで大河があきらめて父親の元に向かったのは、和解でも何でもなくって、現実の認識によるあきらめ・喪失感から生まれた結論のように思えます。
大河が竜児に対して傍若無人に振る舞うのは、言ってみれば子供のわがままのようなもので、竜児に対する信頼感の裏返しと「確認」の意味が大きいように感じます。ただ、ここのところ、竜児の気持ちは明らかに実乃梨に流れており、そのあたりの経緯も含めて、大河は「意外と遠い距離」を再認識させられてしまったのかもしれません。

だとすると、大河にとっては何ひとつとして解決しないどころか、状況は間違い無く悪化しており、「良かったんだ、絶対……だろ?」という竜児の思いは彼自身に対する欺瞞にしか成り得ません。実際、竜児自身は、心の奥底でその事実に気づいているようにも見えます。
一方で、「あんたが言うから、そう思うことにする」という大河の呟きは、拠り所を失いかけた彼女の心の叫びにも聞こえます。

いずれにせよ、シリアスな流れでインパクトが薄く見えますが、物語的にはものすごい大波乱が起きている感じです。親子問題云々は個人的にはあまり重要視しておらず、大河と父親の関係性の変化が、竜児と大河の関係性の変化にどう影響していくのか、そのあたりがものすごく気になります。

それはそれとして、田中理恵さんが物語の大筋とは異次元の世界で頑張ってますね(笑)。なんか、完全に持っていかれた感じです(笑)。
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2008.12.12 Fri l アニメ l コメント (2) トラックバック (16) l top

コメント

お久しぶりです。
とらドラ!も大きな変化を迎えそうですね。

さて、Mysさんは大河について話をしているので、ちょっと竜児について自分なりの考察をしてみたいと思います。

竜児は大河に比べ、精神的なブレが少なく、話の中心に上がらないキャラクターなのですが、実は大河と同じくらい完成されていないと思います。

とらドラ!ではどうも、「表向きの自分」と「本当の自分」という点を押し出した作品のようで、主要キャラクターのほとんどがそれらを持っています。

竜児が前面に出てこないのは、実乃梨のことを除けば、ほとんど本当の自分を出していないから、あるいは本当の自分に無自覚だからです。

竜児はずっと(やっちゃんには失礼ですが)世話をする立場にいました。故に自分のワガママを通すことはそもそも念頭に無いことで、誰かのために何かをすることが当たり前だと考えているように思えます。大河をあれこれ気にかけるのもそのせいで、Mysさんの言うところの「父性」もここから来るものでしょう。

さらに、父親のことをコンプレックスにしています。目つきのこと、その怪しい身分のことが竜児を他人に尽くすことで嫌われないように向かわせているように思えるのです。

一方で、「父親」あるいは「甘えられる誰か」を求めているように思えます。11話ラストの大河との会話を見れば、竜児が父親に無条件の信頼を置いていることがわかります。そのことが大河と大河パパとの確執に気付けなかった要因ででしょう。

今回の話は大河を中心に置いた話で、竜児には影響は少ないのですが、竜児自身も変わるきっかけとなる事件でした。この事件から竜児は「父親」への認識と世話をする自分の立ち位置に疑問を持つようになるかもしれません。

いずれにせよ、今後とらドラ!は荒れますね(笑)。
2008.12.12 Fri l ウナル. URL l 編集
どうもです。

>ウナルさま
なるほど、物語が竜児視点で進むので大河ほど明確に表れていないですが、たしかに竜児の「ほんと」部分って出てきてないですね。彼が「嫌われないように」しているというのも、たしかにそんな感じがします。
あるいは、彼がそのように「取り繕うように」振る舞うのは「父性」に対する憧れのようなもので、彼自身がそう振る舞うことで本音が隠れているのかもしれません。大河の父親を信じたのも、「父親」を絶対的なものとして見ているところがあるのかなぁ~……とも思いました。

いずれにせよ、竜児にとって、「父親」と「自分」というあたりがキーになってくるのは間違い無さそうです。

ここに来て、主人公である竜児にスポットが当たり始めているというところでしょうか。物語は、ここからが本番ですね。
2008.12.12 Fri l MyS. URL l 編集

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