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『ルーズ・ソードマスター』

『アリアンロッド・サガ』シリーズ小説版第1巻です。作者である矢野俊策さんがプレイヤーを務めるアル・イーズデイルを主人公に、リプレイの無印第1巻の2か月前に起こった事件が描かれています。
アル以外に、『ブレイク』のPCヒロインであるナーシアが登場し、このあたりでも無印とブレイクの関わりが演出されています。ただ、無印や『ブレイク』の段階ではまだこの小説は出来上がっていなかったらしく、リプレイでの小暮英麻さん(ナーシアのプレイヤー)の言動と設定レベルで一致しない部分があり、このへんは今後のセッションで修正されていくものと思います。

小説としては、少ない登場人物ながら、無印やブレイクとの関係を持たせつつ、物語の中でのアルの立ち位置がよくわかる展開で、なかなか面白かったです。さすが、作者自身が主人公を演じているだけあって、王子がどういう意図を持ってアルを演出していこうとしているかがわかり、ゲーム的にも楽しめる内容になっていると思います。
一方で、ナーシアもまた、英麻さまのプレイスタイルを上手く拾ったキャラに仕上がっていて、このあたりは過去に何度もセッションで競演した王子の観察眼が生きていると感じました。

ただ惜しむらくは、せっかく『アリアンロッド・サガ』という企画を背景にしているわりには「引き」が少なく、敵役となったエーデン伯やバルムンクの物語内での位置づけが不足していて、この小説から入った人をリプレイにまで引き込むには少し物足りないかな……と感じました。
どちらかというとアルを演出することに傾倒していて、「リプレイのノベライズ」の域を出ていないように感じられたのが残念です。もうちょっと、背景説明を丁寧にしても良かったんじゃないでしょうか。

いずれにしても、アルとナーシアの関係性、無印直前のアルの行動が明確になったことで、今後さらに、無印とブレイクがどう推移していくかが気になり始めました。ピアニィとナーシアが「ああいうこと」になってますんで、ここでアルがどう行動するかが、物語を大きく動かす鍵にもなりそうな予感です。
2009.01.01 Thu l ARA l コメント (0) トラックバック (0) l top

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