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『来訪者・燃ユル雪原』

先週みたいな感想を書くと、たぶん楽しんで見てる人の反感を買うんだろうなぁ~……と思いつつも、やはり文句しか出てこないんですが。

もう言っても詮無いことなんですけど、この作品に、ストーリー構成とかキャラクターデザイン(作画的な意味ではなく、ストーリー上でのキャラクターの積み上げ)を求めても無駄なんでしょうね。
細かな設定はかなり頑張って張り巡らされてるんですが、結局、キャラクターを通して世界観を描けていない時点で、それらは全く本来の機能を果たさないんですよね。たとえて言うと、情報が提示されない推理小説を読み解く感じでしょうか。

前に書いた「意外性」と「無軌道」について補足しますと、推理小説の場合、与えられた情報から事件の真相を推理するところに、受け手の楽しみがあるわけです。つまり前提として、「情報」が与えられ、その情報を基に「結末」をイメージできなければいけないわけです。
ダメな推理小説というのは、情報をあえて開示しないまま展開して、最後の最後で重大な情報を提示するという手法を採ります。最初っから、推理すること自体が無意味なわけです。一方、良い推理小説は的確な情報を出しつつも、物語の展開でそれをミスリードし、「じつはこうでした」という結末に持っていきます。ここで生まれる受け手のイメージと作品の結末との落差が「意外性」なんです。

伏線はたくさん張られていて、回収も始まっているので、そういうのが好きな人は面白いんでしょうね。でも、彼女らの視線を通して見せられてきた序盤の「世界」と、終盤に来ていろいろと動き始めた「世界」の落差が激しすぎて、背景のペラペラさばかりが目立つ展開になってます。正直、全部がおままごとに見えてくる……。

脳天気なEDが非常に虚しく見えます……。
2010.03.18 Thu l アニメ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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