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『蒼穹ニ響ケ』

名作?……どう見ても駄作。

べつに、この結末については「お約束」の範疇で、想像の範囲内だったので、とくに文句はありません。むしろ、こんな展開に持っていっておきながら、ラストが全く違ってたら、もっと罵詈雑言を浴びせていたかと(笑)。

結局、戦争を題材にすると、なんかこう展開が矮小になっちゃうんですよね……。
まあ、今回は大佐が暴走気味だったという点でまだ(ストーリー的な)救いはあるんですが、「軍人として戦う」「国と国が戦う」っていうのは、そんな簡単なことじゃないと思うのは私だけでしょうか。
仮にも軍籍を持つ者が他国の兵をかばって自国の兵に銃を向けるなんて、お約束を通り過ぎて綺麗事過ぎて反吐が出ます。「自分の意志を貫く」と言ってしまえば格好いいですが、それだって大佐と本質的には何も変わらない子供の理論です。反逆するにしても、それなりの「手順」を踏むのが正しいやりかた。
でまあ、砦の乙女たちの年齢を考えれば「子供の理論」でもいいのかなぁ~と思えて、クレハやカナタならまだわかるんですが、率先したのがフィリシアだというのがいただけない。彼女は、激戦地をくぐり抜けた将校という、物語的にも設定的にも重要なポジションにあるはずなんですが、このあたりに演出の曖昧さがあって、非常に気持ち悪いんですよ。結局、キャラと背景世界との繋がりをないがしろにしてきたツケを、最終回で無理遣り清算した……という印象です。

総評としては、キャラクターと根幹テーマの部分についてはとくに文句は無いというか、素性のいい作品だったとは思います。ただ、それを表現するのに戦争と軍隊を持ち出してきたのは、この作品の最大の失敗だったんじゃないでしょうか……。
何度でも書きますけど、キャラクターを通した視点から背景世界が見えない。制作側が、戦争・軍隊という背景をコントロールし切れてないのだから、当然ではあるのですが。

でまあ、個人的には「で?」という結末で、こんなんだったら同じ「お約束」でも、『超電磁砲』みたいに「ともだちのためにーっ!」って叫んでるほうがよっぽど等身大で面白いと思うんですけどね。単純比較するつもりは無いですが。
2010.03.25 Thu l アニメ l コメント (0) トラックバック (1) l top

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