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『Goobye Days』

何だろうか、この違和感は……。

「いい話」ではあるんですが、どうにも前々から感じていた押しつけがましさが消えないんですよね。音無の行動にしても、彼なりの正義であることはわかって見ているんですが、どうにも「何様」感が抜けなくて困っています。

その一方で、今回のエピソードの意味づけに少し気になるところもあり、自分なりに整理してみます。

ユイの夢を叶えると言い始めた時点でこの展開は予定調和的で、ユイ×日向という関係性に解を求める結末は、非常に想像しやすいものでした。あるいは、今回はユイの存在を整理することで日向に方向性を付けることが、シリーズ構成上の本当の狙いだったのかな……とも思います。
これまで、実質的に消えた・消えそうになったのって岩沢、日向、ユイの3人だけで、彼らは3人で比較的閉じた人間関係を形成してるんですよね。日向を音無のサポート役にする前提で、ユイに動機づけを求めた(さらに言うと、ユイの動機づけを岩沢に求めた)というのなら、この(作画ではなく演出的な意味での)キャラクターデザインはわりと飲み込みやすい。

ユイを消すために野球回で日向を残した……と見る向きもあるようですが、この意見には私は否定的です。制作サイドが日向に対して音無の動機づけとサポート役を求めたという前提で、逆に日向を残し動機づけを与えるための存在がユイだったと考えたほうが、ここの人間関係は理解しやすい気がします。
キャラクター的なインパクトが大きく魅力もあるキャラなんですが、ユイって、物語上のポジションはじつはそんなに重要じゃないと思うんですが。このあたりを混同すると、本質を見失いそう。

また、次回で物語が大きく動く様子もあり、音無の今の行動が作品テーマに直接絡んでこない展開も想定されます。そうすると、今回のエピソードは、彼の決意に対するある種のエクスキューズでもあるのかな……というのは、少々うがちすぎでしょうか。
こんな書きかたをするとユイファンに怒られそうですが、音無にとってダメージ無く消せて、それなりに演出的なインパクトを残せて、なおかつ人間関係を整理できる……と考えると、ここで消えるのはユイ以外に適任は居ないわけです。

とまあ、ロジックで考えると妥当なエピソードだったように思うんですが、物語としての押しつけがましさがどうも残るんですよね。となると、あとはもう感情移入できるかとか共感できるかとか、そういう感情的な部分の問題になってくるわけです。
ひとつの要因としては尺の問題があるように思うんですが、過去に『AIR』などという1クールの怪物を見てきた人間としては、無理な話ではないように思うけどなぁ~……という感想を持ってしまいます。『AB』って、「余計なこと」に使ってる時間が多くて、肝心の動機づけの部分が軽く扱われてることが多いんですよね。そんなに余裕があるようには見えないんですが……。
明善的な見方
2010.06.05 Sat l アニメ l コメント (0) トラックバック (2) l top

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