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『死者の魂が難破船をおしあげる』

うーん、意欲は買ってもいいけど、ミステリーとしての出来映えには疑問符をつけざるを得ないな。

まず、死体を前にしても冷静なヴィクトリカを不思議に思う一弥自身も、ヴィクトリカのことしか考えてない。これは、心情演出としては片手落ちと言わざるを得ない。一弥が、主人公のひとりではなくただの傍観者になっているという、ライト系のストーリーでよく見かける不備です。
全般的に、一弥がヴィクトリカのことを必要以上に気にしすぎてて(そういう描写が多すぎて)、物語の本題がどこにあるのか途中からわからなくなってきました。

それから、アバンからAパート序盤の不自然さ。ミステリーとしての雰囲気を盛り上げるという意味では必要な演出だと思うけど、これほどまでに観察眼を持つヴィクトリカが、増えたひとりを特定できないというのは納得いかない。ここには、何らかの説明が必要なのではないか。
あるいは、わかってるけど言わないのか。アニメとしての演出が微妙すぎて、そこを判断できないんです。

荒れた海。意図はわかるけど、この展開はちょっとなぁ。

Bパート冒頭については、これもやりたいことはわかるんだけど、回想としてきちんとシーンを切らないと、視聴者の混乱を招く(私は混乱した)。「必要な情報を提示する」のは重要なんだけど、提示の仕方に対する演出的気配りが感じられない。

子供たちの惨劇を聞いて突然怒り出すネッドについては、事の真相がどこにあるかしだいかな。ここは違和感を覚えたけど、演出ミスなのか意図的な演出なのかを判断できなかった。

あと、ヴィクトリカを守るため、銃の前に一弥が立つシーン。銃を持つ敵から視線を切ってヴィクトリカに話しかけるというのは、ちょっと考えられない。常識的に考えて有り得ないし、演出の意味でも彼はモーリスを睨みつけたまま(ヴィクトリカのことを見ずに)、彼女を守ることを宣言しなきゃいけない。人を守る「背中の大きさ」って、そういうことじゃないのかな。

とまあ、ミステリーとは直接関係無い指摘が多いけど、こういう細かな演出がやはりミステリーとしてのクオリティを左右すると思います。原作知らないけど、たぶん、小説として読むにはしっかり描写されているけど、アニメにするときスタッフが「わかってない」という典型じゃなかろうか。

正直、こんなミステリーなら鼻で笑います。悠木碧さんがいい感じだから見るけどさ。ヴィクトリカ蕩れ。
SERA@らくblog
アニメ徒然草
てるてる天使
2011.01.19 Wed l アニメ l コメント (0) トラックバック (4) l top

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ハハハハハ(迫真)というわけで、「GOSICK-ゴシック-」2話セプテントリオンの巻。古典的なシチュエーションやトリックを下敷きにしつつ、ヴィクトリカちゃんの魅力を存分に引き出し ...
2011.01.19 Wed l アニメ徒然草
11人ではない。12人なのだ(`・ω・´)
2011.01.20 Thu l てるてる天使
全体の雰囲気とは異質の、子ども同士の口喧嘩で始まったのは・・・なんじゃらホイ?Bパート最後でとんでもないピンチが待ち受けていることなど想像もつかないようなアバンでした。 一弥の融通の利かなさは軍人一家の生まれからだったんですね。まぁ悪いことばかりでもない...
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