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『グラニッツの村』

ネッサが花澤香菜さんの好演もあって非常に可愛いんだけど、こう単純に可愛くていいんだろうかと悩んでしまうあたり、素直に楽しめてないなぁ~……と。

全体的に説明不足というか、おそらく作品の主軸にあるフラクタルシステムの崩壊についても、言葉以外で明示的に描写されていないので、いまいちピンと来ない。ドッペルによって人間が働くことから解放されたと言いつつ、セキュリティや役所では人間とおぼしき人たちが勤めているなど、世界観にも随所に曖昧さが残る。
序盤は人物描写にばかり主眼が置かれてしまい、こういった作品の核となる独自の世界観を物語の中で成立させられてないので、ロストミレニアムがなぜここまで命を懸けなければならないかを全く説明できていない。結果、終盤の戦闘(殺戮)シーンがあまりに唐突に感じられる。

ほのぼのとした展開から一気に残酷なシーンへ落とすという演出は存在するし、それ自体は否定しないんだけど、あくまでも物語背景なり演出なりで担保されていればという前提が付くべきだと思う。その点では、圧倒的に『まどか☆マギカ』のほうがわかりやすい。(あれは最初っから、そういうテーマを掲げてるからね)

第3話まで見たかぎりでは、制作サイドの「やりたいこと」が先行しすぎてしまい、実際に「やってること」が伴ってない典型例になってる。キャラクターを通して世界が見えず、全てが無機的な言葉で語られてるので、作品を理解しようにも感情というか関心が追いつかないんだよね。
頭で順々に考えていけば、まあ確かにグラニッツ一家の言い分はわかる。だけど、作品そのものからそれが伝わってこない。説明を最初っから放棄してるとしか思えんなぁ。ネッサを可愛く演出するより、もっとやるべきことが他にあろうに。

ダメだ。このままだと駄作一直線。再起はあるのか?
2011.02.07 Mon l アニメ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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