上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
『姫騎士襲撃 -プリンセスナイト-』

期待に違わぬ面白さだった。

何だろう。文章が軽妙というか、スゴくテンポがいいんだよね。PCのキャラクター性をかなり尊重して、発言など綿密に修正を入れてる感じで、どちらかというとラノベの感覚に近いかも。そういう意味では、「セッションの記録としてのリプレイ」としてはあまり参考にならないのかもしれません。

クリフは、第4話、5話で補正入ったかな?(笑) 第3話はやや飛ばしすぎと感じましたが、第4話以降はわりかしバランスが取れてきた気がします。
やはりこういうキャラは、イリーナとかエアみたいなきちっとしたツッコミが居ないと浮いてしまうので、パーティーのバランス感覚がやや難しいかも。エリヤがクリフを(プレイスタイル的に)甘やかしすぎているのが、この点については一番の問題かもしれません。

それにしても、ウィストが可愛い。
キャラクター設定の面で萌え要素は満載ですが、それよりも、立ち位置が見ていて面白い。「世間知らず」という設定で始めたものの、パーティーの誰よりも的確な発言をする参謀的地位に収まってしまい、その設定自体がネタになる始末。まあ、プレイヤーとしては不本意だったかもしれませんが、そのことが逆にウィストのキャラを引き立てる結果になっている点が読んでいて楽しい。
尤も、エリヤがもう少し芯の通ったキャラを目指していれば、ウィストはソラみたいな立ち位置に収まれたんでしょうが。第2巻を読むかぎり、エリヤは意識的に「隙の多いキャラ」を目指しているように見えるので、完全にそのワリを喰った形でしょうか。
逆を言うと、SNEのリプレイスタイルは、こういうことがあるから面白いように思います。

掲示板など見ると、「SNEは方向性が3巻くらいで決まる」ことに対して疑問を呈している人も居ますが、このあたりは完全に、SNEとF.E.A.R.のスタイルの違いに負う気がします。
前にも書きましたが、F.E.A.R.はハンドアウトや今回予告といった刹那的にセッションを楽しむ仕掛けを用意して、物語に合わせてキャラを作成することで、すぐ方向性を決められるようにしてるんですよね。一方でSNE(SW2.0の秋田リプレイや本作)は、キャラクターありきで物語を動かしていくので、どうしてもキャラと物語の方向性が定まるのに時間がかかる。逆を言えば、キャンペーンとしてその過程を楽しんでほしいというのが、SNEリプレイの特徴という気がします。
そのあたりを理解して読まないと、F.E.A.R.リプレイに慣れた人にSNEリプレイはツラいんじゃないですかね。

そう考えると、本リプレイについても、物語の全体が定まってくるのが次巻ということで、いよいよ本領発揮というところでしょうか。
実際、アンセルムの主人公性も固まってきたし、クリフの変態プレイも少しずつ安定してきてる。エリヤの方向性もわかってきたし、ウィストはもう「世間知らず」が自他共に認めるネタになってしまい、パーティー内のポジションが定まってきた。ミケだけは終始一貫してますが(笑)。
第5話でこういった土台が固まってきたので、物語的にもようやく面白くなってくるのではないかと。やはり、SNEリプレイはこういう楽しみ方をしないとダメなんじゃないかと、私などは思います。
2011.02.22 Tue l SW l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿










トラックバック

トラックバック URL
http://mys.blog2.fc2.com/tb.php/2139-d30a93c7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。