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某所で紹介されていたので、物は試しと一切の予備知識なく読んでみました。タイトルくらいは以前にも聞いたことはあるんですが、中身はこれっぽっちも知りませんでした。

感想……

こんなすげえ魔法少女物、見たことがない(断言)

直後に、最新刊まで大人買いしました(笑)。

Wikipedia見れば概要は書いてあるんですけどね、ちょろっと書いてみます。
主人公は、高田厚志(35) 職業:ボディビルダー。少女でもプリティでもないマッチョが魔法少女に変身して戦うという、出オチとしか思えない設定なんですが、これがまた格別に面白い。
とにかく感心するのは、こうした“ネタ”としか思えない設定や展開が満載なんですが、そのひとつひとつにきちんと裏付けがあるんですよね。「頭に“魔法”って付けたら何でも魔法」みたいないいかげんなノリではなく、世界観に沿った理屈がきちんと設定されているあたり、作者の周到さを感じます。

基本的には萌え系魔法少女ですけど、美少女ばかりを登場させるでなく、要所要所に男性キャラクターを配置するあたりにも好感が持てますし、何より敵キャラ(ニャル子さんw)が人間くさくて楽しい。

ところどころ出てくる厨二っぽい“うんちく”に拒否反応が出る人は居るかもしれませんが、そのへんも含めて、作者の語り口調が読んでいて面白いです。よくある作品だと、ひたすら説明を垂れ流しているだけで終わるんですが、本作は象徴するシーンを挟みながら説明するので、ビジュアル的な説得力も兼ね備えてるんですよね。
世界観がただの“設定”になってしまっている作品も多い中、本作は世界観がきちんと物語の中で意味を持ってます。

ひとつ残念なのは、戦闘シーンの描写に力が入りすぎているのか、ごちゃついてわかりにくくなってることが多い点でしょうか。

世界観の書き込みがしっかりしてるので、たぶん、魔法少女を冠さなくてもファンタジー作品として充分成立します。そこをあえての魔法少女……しかも男にしているあたりは多分にウケ狙いがあるんでしょうが、それがただのネタで終わってないあたりに、作者のバランス感覚の良さが出てる気がします。

お薦めする……にしても、たぶん読む人をかなり選ぶ作品であることは事実なので、積極的に推すということはしにくいです。ただ、少しでも興味があるなら、絶対に一度は読んだ方がいい作品であることは間違い無いです。
2012.01.23 Mon l コミックス l コメント (0) トラックバック (0) l top

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