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『Grand master』

最終回を見たのはかなり前なんだけど、どうしても書いておきたいことがあったので。

作品自体は面白かったし、映像的にも迫力があって、艦隊戦もヴァンシップ戦も魅力的に描かれていたと思います。

ただ、ストーリー的には難しかったかな……というか、作品として言わんとしている点については非常に共感していて、私自身、終盤はかなり感情移入して見ていました。しかし、テーマを語るストーリーの面では、かなり厳しいと言わざるを得ないというのが実態でした。

私は、理想論を振りかざしてそれが押し通る作品っていうのが、基本的には嫌いなんですよね。すぐに思い浮かぶ例だと、『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』なんか、最後まで見て損した作品の十傑に入れてもいいくらいです。
その点で本作は、ファムは基本的に序盤から理想論を振りかざしていて、「戦いが無くなれば平和になる」と言い続けていたわけですが、途中、世の中ってそんな簡単にはできていないということに気づかされる。……のだけれど、その現実を受け止めた上でなお自分の理想を押し通そうとするところに、彼女の強さと本作の精神を垣間見たわけです。

……と、ここまでは良かったんですが、結果として、ルスキニアも似たようなことを考えていて、彼は現実を受け止めた上で、ファムとは逆方向の道に踏み出してしまった。ただ、このあたりのルスキニアの言動がどうにも一貫してないように見えて、結果、ストーリーの都合でルスキニアが右往左往してたようにしか思えなかったんですよね。
尺が不足していたのか構成のミスか、ラスボスであるルスキニアが物語終盤でほとんど機能してなくて、正直なところ、期待を裏切られたと言っても過言ではない状態です。

この、ルスキニアを含めた連邦側の動きがもう少し整理されていれば、もっと面白くなったと思えるだけに、残念でなりません。
「言いたいこと」が先行するとこうなっちゃう……という典型かもしれません。
2012.04.02 Mon l アニメ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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