「そら -air-」
ゲームをプレイしていないので、ゲームのほうがどうなっているのかわからないけど、このアニメはとにかく行間が多い。尺の問題もあるんだろうけど、とにかくこの行間をいかに観ながら補完していけるかが、『AIR』を楽しむ鍵という気がする。
そこは、とにかく想像していくしかないわけで、そこで遅れをとるともはやまるで理解できないということになるわけですが……。
正直に言います。私にはよくわかりませんでした(汗)。
この行間を全て読みきるというのは、かなり難しい。となると、与えられたヒントから、自分なりの『AIR』を構築していくしかないわけです。これはたいへんだ。
まず、神社で恐竜のプレゼントを受け取った観鈴は、その直後から記憶を取り戻していた。記憶を失ったのはひとつの過程であり、それは「最初からやり直す」ということ。これは、前回の「なんか小さな子供に戻ったみたい……お母さんの子供」 という台詞からずっと続く流れ。
そして、プレゼントを受け取ったことで晴子は「スタートを切れた」と感じた。この段階で、これは、佳乃や美凪のエンディングと本質的には同じ結末となり、つまりそこが実質的なゴールとなっている。「はじまり」がすなわち物語の「おわり」ということか。
そして、そら(往人)は、飛ぶことのできる翼を手に入れた。観鈴がゴールにたどり着いたことで、彼は「空の向こうに居る翼を持った少女」を捜しに行くための翼を手に入れた。
でも、まだ本当のゴールにたどり着いたわけじゃない。そのゴールが、本当の「はじまり」だから。
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